Blog

2016年08月11日

Bar Entrust 唯一の焼酎

皆さんは、焼酎類に着色に関して細かい規制が設けられているのをご存知ですか? この着色に関する規制は、国税庁から各事業者に対して酒税法の法文解釈として通達されている 「酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達」に記載されているものです。 着色に関する規制のことを色々な文献では「光量規制」と呼んでいます。 写真の『朝倉』さんは、「お客様に美味しい樽熟成麦焼酎を飲んでもらいたい」との想いから作られた“リキュール”です。 本来、熟成させ樽から取り出したばかりの麦焼酎は、えもいわぬ黄金色の美しい輝きを放ち、その馥郁とした香味は、 五感を揺さぶるほど。 しかし、現行制度上、この実りを焼酎として味わってもらうのは難しいのです。 制度上、本格焼酎は定められた吸光度(色味)で出す必要があり、その為に濾過を行う。 その際、色味のみならず豊かな香りや味がまでもが失われます。 何とか、美味しい樽熟成麦焼酎を飲んでもらいたいという想いから、悩みに悩んで、 焼酎ではなく“リキュール”というカテゴリーであれば、吸光度の縛りなく、過度な濾過が必要なないため、 熟成麦焼酎の輝き・香味そのままで製品化する事ができるのです。 鹿児島県にあります「株式会社 篠崎」さんの熱い想いの詰まった熟成麦焼酎『朝倉』さんを、どうぞご賞味ください。   Bar Entrust 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-23クレグラン銀座ビルB1F 営業時間 18:00~6:00 TEL 03-6264-5244 アクセス 新橋駅より徒歩5分 お休み 日曜・祝日 当店facebookはこちら http://bit.ly/29DkjPF

2016年08月10日

隠れニッカウヰスキー

本日は、NIKKAさんの隠れキャラ達の一部を紹介。 ●ニッカウイスキー 伊達 2009年に宮城県限定で発売された伊達は、宮城峡蒸留所のモルト、そしてカフェ式蒸留器を使ったカフェモルト、 カフェグレーンを使ったブレンデッドウイスキー。伊達の由来は、その名の通り仙台藩を務めていた伊達氏に由来。 ●ニッカウイスキー モルトクラブ モルトクラブはオールモルト同様に、モルト原酒とカフェモルトをブレンドしたウイスキー。オールモルトとの違いは、 カフェモルトの割合がオールモルトよりも高いというだけで、熟成年数などにおいては大差はない。 ●ニッカウイスキー ピュアモルト ホワイト ニッカのモルトウイスキーの中であまり知られていないのが「ピュアモルト」シリーズ。竹鶴ピュアモルトとは異なった ヴァッティングを行ったもので、熟成年数も12年未満。ホワイトは余市のモルトの中でもピートによる乾燥を多く行うことで 強いピート香を着けたヘビーピートモルトを主に採用している。 ●ニッカウイスキー フロム・ザ・バレル フロム・ザ・バレルはあまり宣伝をしておらず、そこまで値段が高くないにもかかわらず、世界的な大会で数々の高評価を 得るなどしたため、ネットを中心に熱狂的な人気を誇るブレンデッドウイスキー。特徴は、モルト原酒とグレーン原酒を ブレンドした後、さらに樽詰めして数ヶ月再貯蔵し、樽出しほぼそのままの51.4度という通常のウイスキーより高い アルコール度数で出荷される点にある。   Bar Entrust 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-23クレグラン銀座ビルB1F 営業時間 18:00~6:00 TEL 03-6264-5244 アクセス 新橋駅より徒歩5分 お休み 日曜・祝日 当店facebookはこちら http://bit.ly/29DkjPF

2016年08月09日

日本の地ウイスキー

二つともウイスキーに関しては情報が少ない上、謎が多いだけに、間違っているかもしれませんが。。。   一つは広島県廿日市市にあります中国醸造。 日本酒、焼酎、リキュールが主。… 天然の貯蔵庫「トンネル樫樽」で熟成させた広島の戸河内ウイスキー。 戸河内貯蔵庫:西中国山地の中央に位置し、国の特別名勝に指定されている「三段峡」に程近い安芸太田町戸河内に 全長387mの鉄道用試掘トンネルが残りました。トンネル内部の温度は年間を通して約15度。このトンネルの樫樽で 熟成させたウイスキー原酒が、樫樽の香りを纏った「戸河内ウイスキー」になります。また、廿日市本社にある貯蔵庫は もう少し高めの温度で。この2つの貯蔵庫を使い分け、温度管理に気をつけて熟成しています。 構成原酒は海外名門蒸留所のピートの効いた樽原酒と地ウィスキーのモルト&グレーンのようです。 既に海外にも輸出され始め、海外マニアの間では話題になっているそうで、過去には18年ヴィンテージも発売され 既に完売となっております。 噂だと、眠っていた輸入原酒を地元の若手バーテンダーがテイスティング後ブレンドし商品化したという話もあります。 地元魂が熟成したウイスキーには間違いなさそうなので今後の動向も気になる、謎の多い期待のウイスキー。 ●戸河内ウイスキー 特徴の異なるグレーンウイスキー(柔らかな甘みをもつ原酒、ミネラルや穀物感豊かな原酒)と適度なピート香と バニラやチョコレート様の柔らかな甘みを持つモルトウイスキーをブレンド。 ●戸河内ウイスキー8年 (限定品) 100年近く培った焼酎の技術を活かし戸河内貯蔵庫で8年以上熟成させた戸河内の新緑を思わせるスパイシーな柑橘系の 香りを持つグレーンスピリッツと適度なピート香とバニラやチョコレート様の柔らかな甘みを持つモルトウイスキーをブレンド。   二つ目は、山梨県にありますモンデ酒造。1952年創業で、ワインやリキュールを生産。1962年よりウイスキー製造に着手。 今は作っていないとのこと。 ワインで培った技術を活かしてモルトを作っているのか、はたまたスコットランドから原酒を輸入しているのかは定かではない。 ●石和 ブレンデッドウイスキー。まろやかな飲み口の中にも感じられるモンデ酒造特有のややスモーキーな個性が光ります。 ●ローヤルクリスタル 10年以上熟成させたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたスコッチタイプのウイスキー。 ピート香とバニラのような甘い香り、深みのある色調、ドライで力強い個性的な仕上がり。   Bar Entrust 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-23クレグラン銀座ビルB1F 営業時間 18:00~6:00 TEL 03-6264-5244 アクセス 新橋駅より徒歩5分 お休み 日曜・祝日 当店facebookはこちら http://bit.ly/29DkjPF

2016年08月08日

江井ヶ島酒造 ホワイトオーク あかし

今回は、江井ヶ島酒造さんをご紹介します。 創業1679年の清酒『神鷹』の醸造元。山梨県白州町にワイナリーを持ち『シャルマンワイン』を生産。 兵庫県明石の江井ヶ嶋酒造がウイスキー製造免許を取得したのは1919年。新たな蒸溜所が竣工したのは1984年。 スコットランド地方の様式を取り入れた蒸溜所は小規模ながらモルト原酒のみに拘ったウイスキーを 地ウイスキーメーカーとして頑固に造り続けています。 ウイスキー原酒は麦芽から造るモルトと、穀類から造るグレーンの2種類あります。 ホワイトオーク蒸留所はモルトを中心にシングルモルトとブレンデッドを製造しており、 モルトの香りも高くモルトウイスキー本来の味わいを楽しめる。 左から ●シングルモルト あかし バーボンバレル 江井ヶ嶋酒造としては、初のバーボン樽による3年熟成を経たモルトウイスキーが、「わずか1樽」の限定発売。(1樽=約420本) ●シングルモルト あかし 8年 シェリーバット スパニッシュオークシェリー樽で 8年間貯蔵。ノンチルフィルター(冷却濾過せず) ノンカラー(着色せず)で瓶詰め。 ボトリング 900本、うち国内販売540本。 ●ブラックアダー 江井ヶ嶋 シングルモルトウイスキー ブラックアダーからリリースされた「江井ヶ島」バーボン樽で3年熟成された1本。総ボトリング数はわずか330本。 ●あかし レッド 英国産麦芽100%を原料に造ったスコッチタイプのブレンディッドウイスキー。淡麗タイプで気軽に飲める明石の地ウイスキー。 ●ホワイトオーク 地ウイスキー あかし 英国産麦芽100%を原料に造ったスコッチタイプのブレンディッドウイスキー。モルトの香り華やかに、 淡麗でやや辛口な気軽に飲める明石の地ウイスキー。   その他 ●ホワイトオーク シー・アンカー ホワイトオークというと江井ヶ嶋酒造のブランドですが、このシーアンカーは食品の販社である 三菱食品が取り扱う商品で、一般向けではなく業務用(飲食店向け)になります。 ●江井ヶ島 桜 赤ワインフィニッシュ 2010年7月蒸留。焼酎カスク+ホグスヘッドで3年間の熟成の後、2013年9月にカベルネフラン赤ワインカスク(フレンチオーク220L) にて1年半の後熟をしている。総ボトリング数はわずか400本     Bar Entrust 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-23クレグラン銀座ビルB1F 営業時間 18:00~6:00 TEL 03-6264-5244 アクセス 新橋駅より徒歩5分…

2016年08月07日

本坊酒造 マルスウイスキー

長野県にある信州マルス蒸留所で作られる。 1872年創業の、本格焼酎を主に生産するメーカー。 ニッカの創業者、竹鶴さんの摂津酒造時代の上司だった岩井喜一郎が本坊の顧問として蒸留所の建設を手掛けた。 蒸留所内の2基のポットスチルは『竹鶴ノート』ご参考になったとか。 信州マルス蒸留所の敷地内には、長野県地ビール第一号の南信州ビール、駒ヶ岳蒸留所が稼働。 ビールの他、マルスワイン、焼酎、梅酒、ブランデー、甘味果実酒、リキュール、スピッツ、味醂など、 様々な製品を作っている。   写真のウイスキーは、左から ●マルス 火樽 バーン・ザ・バレル BURN THE BARREL(3800本限定) バーボンを熟成させるための強く内側を焦がした新樽でブレンド後に後熟させたウイスキー。 ●シングルモルト駒ヶ岳 Nature of Shinshu 竜胆 (8200本限定) 2012年蒸留の原酒に20年以上熟成させたモルト原酒をヴァッティングしたシングルモルトウイスキー。 ●マルス モルテージ 越百 ~Malt Selection~ タイプの異なる複数のモルト原酒をヴァッティングしたブレンデッドモルトウイスキー。 ●マルスウイスキー 3&7 ホワイトオークの樽香を感じるモルト原酒とグレーンをブレンドしたウイスキー。 ●信州限定 マルスウイスキー 軽井沢倶楽部 タカギ酒店さんのプライベートブランド。モルトの華やかな香りが特徴のブレンデッドウイスキー。 ●TWIN ALPS 樽香をきかせたウッディな香りしっかりとしたコクのある味わいが特徴のブレンデッドウイスキー。 ●信州限定 マルスウイスキー 信州 これまた信州限定販売。爽快な味わいと、モルトの華やかな香りが特徴のブレンデッドウイスキー。 ●岩井トラディション マルス生みの親「岩井喜一郎」氏の名を冠したウイスキー。複雑で心地良い香りと味わい。   その他 ●岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ 「岩井トラディション」を、山梨マルスワリナリーの「穂坂日之城農場産 赤ワイン」に使用した樽に入れて 一年以上追加熟成したブレンデッドウイスキー。   今後も、マルスウイスキーを続々仕入れします。   Bar Entrust 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-23クレグラン銀座ビルB1F 営業時間 18:00~6:00…