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2016年08月29日

アイリッシュウイスキーの歴史や特徴

最も古くから愛飲されているウイスキーとは?というのは実は解っておりません。アイリッシュウイスキーと スコッチウイスキーの間で度々交わされる議論なのですが、どちらも起源となった瞬間の記録は残っていないため、 決定する事は出来ないのです。アイリッシュウイスキーに関する伝承によれば6世紀が起源と言われています。 アイルランドの修道僧が中東で香水の製造に使われていた蒸留技術を持ち帰り、それを酒造に応用した事が ウイスキーに始まりだとされていますが、確認出来る資料が存在しないため、実際には良くわかっていないのが現実です。 第二次世界大戦中にアイルランドは中立の立場となり、国内供給の安定化のため、ウイスキーにも輸出制限がかけられ、 戦場のアメリカ兵はスコッチを愛飲したので、アイリッシュウイスキーはウイスキーに置ける優位性を失ってしまいました。 しかし、1950年に世界中でブームとなったカクテル「アイリッシュ・コーヒー」により、アイリッシュウイスキーの 需要は増えましたが、シェアは取り返せないでいます。伝統的なアイリッシュウイスキーの製法と言うのは非常に 特徴的な作り方であり、原料の主体は大麦麦芽と発芽させていない大麦を主体に作られています。そこにオート麦や小麦、 さらにライ麦など5種類の原料を混合した後に糖化し、発酵を行い蒸留をするピュアポットスチルウイスキーという ジャンルなのです。原料の乾燥では香りが着きやすい方法を使用していないため軽やかな風味で、蒸留を複数回おこなう ウイスキーが多いため、滑らかで軽快な飲み口が特徴です。ウイスキー初心者でも飲みやすいのがアイリッシュウイスキー最大の 魅力で、癖が少なく、水や氷と合わせたりカクテルにしても失敗しにくい味わいです。   Bar Entrust 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-23クレグラン銀座ビルB1F 営業時間 18:00~6:00 TEL 03-6264-5244 アクセス 新橋駅より徒歩5分 お休み 日曜・祝日 当店facebookはこちら http://bit.ly/29DkjPF

2016年08月28日

スコッチウイスキーの歴史や特徴

ウイスキーの製造方法で最も重要となるポイントと言えば蒸留技術なのですが、遅くとも12世紀から13世紀の間には アイルランドからキリスト教と一緒に伝えられ、スコットランドにウイスキーの製法として浸透していったと言われています。 スコッチウイスキーが製造されるようになった始めの頃は薬酒として扱われ、スコットランド内の修道院が独占的に ウイスキーの製造を行っていました。しかし、16世紀に起きた宗教改革で修道院が解散し、一般にも浸透していったのです。 その後、スコットランドではウイスキーに対する課税が開始され、密造時代へ向かいます。密造酒の売買は販売の時期を 選べないため多くの生産者は買い手が着くまでの期間中に、ウイスキーを樽の中に入れて保管したのですが、その結果 熟成される事が発見され、それまで無色透明だったウイスキーが琥珀色で香りを持ったお酒に変貌したのです。 さらに原料となる大麦麦芽を乾燥させる為の燃料として仕方なく使われたピート(泥炭)は、今ではスコッチウイスキーを 象徴するスモーキーフレーバーとして生かされています。そういったスコッチウイスキーの特徴とも言える要素は 1800年頃には完成されていました。現在のイギリスにとってスコッチウイスキーは5大輸出品目の1つにもなっていて、 およそ200カ国で楽しまれているウイスキーの中でも有名な品種となりました。スコッチウイスキーと言えば、 大きく分けてブレンドとモルトに分かれます。とはいってもスコッチウイスキーの主流と言えば今も昔も ブレンデッドウイスキーです。心地よく香り立つモルトと、氷や水に負けない力強いグレーンのブレンドにより、 スコッチウイスキーは多くの人に素晴らしい味わいを低価格で提供してくれるのです。そんなスコッチウイスキーの 最も魅力的な特徴と言えば、スモーキーフレーバーです。これは原料となるモルト(麦芽)を乾燥させる工程の時に ピート(泥炭)を燃焼させているため、その煙に燻された麦芽から出る独特の煙のような香りの事をそう呼ぶのです。 もちろんこの香りはブレンデッドなのかシングルモルトなのかによっても変化しますし、スコッチウイスキーの 銘柄によっても香りの強さが変わります。ちなみに現在のジャパニーズウイスキーの見本となったのがスコッチウイスキーなので、 多くの日本人の舌や喉と相性の良いウイスキーである事も魅力です。   Bar Entrust 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-23クレグラン銀座ビルB1F 営業時間 18:00~6:00 TEL 03-6264-5244 アクセス 新橋駅より徒歩5分 お休み 日曜・祝日 当店facebookはこちら http://bit.ly/29DkjPF

2016年08月27日

ジャパニーズウイスキーの魅力と特徴

日本で生まれたジャパニーズウイスキーは、スコッチウイスキーを手本にしながらも、 多くの日本人の好みに合わせて、スモーキーフレーバーは抑えめな作りとなっている。 ジャパニーズウイスキーで最も流通しているのはモルトとグレーンのブレンデッドで、 そのウイスキーのブレンド方法や性質の特殊性が国産ウイスキー最大の特徴と言えます。 原酒の生成に使用する樽の素材にミズナラを使用しているのも風味を魅力的にしていて、 若いウイスキーはココナッツの様な香りを持ち、長く熟成されたウイスキーは芳醇となり、 まるで沈香や白檀のような深く落ち着いた気品のある芳香へと変化しているのが特徴です。 日本国内ではシングルモルトだけでなくブレンデッドウイスキーも多種多様に製造され、 アイラモルトの様なスモーキーなウイスキーから、スペイサイドのようなスムースな物まで、 1つの蒸留所において多様化されている事もジャパニーズウイスキーが評価を受ける理由で、 様々な工夫がなされているため、個性のある魅力的な銘柄が多数あるのも特徴と言えます。   Bar Entrust 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-23クレグラン銀座ビルB1F 営業時間 18:00~6:00 TEL 03-6264-5244 アクセス 新橋駅より徒歩5分 お休み 日曜・祝日 当店facebookはこちら http://bit.ly/29DkjPF

2016年08月26日

バーは、大人の社交場

バーを楽しむにはまず自分のスタイルを持っていること。 簡単なのは「このお酒を飲む」という自分らしい一杯を見つけることです。 そうは言っても、何を飲んだらいいのか。。。という人もいるかもしれない。 「一杯目はビール」というのももちろん良いと思います。 でもせっかくなのだから、素直にバーテンダーに相談してみるのが賢いだろう。 そのときに聞かないほうが好ましいのが「オススメは?」という言葉です。 旬の魚や野菜を仕入れて料理をしているレストランとは違うので、 オススメではなく自分の好みや状態を話すのがbetter。 たとえば、「今こういう料理を食べてきたんですが」と伝えたり、 普段飲むお酒を伝えるとバーテンダーがお酒を選んでくれます。 相談することは決して恥ずかしいことではありません。 具体的に話をすることで自分らしい一杯が見つかるでしょう。   Bar Entrust 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-23クレグラン銀座ビルB1F 営業時間 18:00~6:00 TEL 03-6264-5244 アクセス 新橋駅より徒歩5分 お休み 日曜・祝日 当店facebookはこちら http://bit.ly/29DkjPF

2016年08月25日

ダイニング・バー、ショット・バー、オーセンティック・バー

雑誌などに載っているバーに関する情報を見ると分かりますが、バーには色々な分類があります。 ダイニング・バーは何となく意味が解るけど、ショット・バーとの違いって何?オーセンティック・バーって、どういう意味…? 主なバーの種類と特徴について書いていきますね。   ダイニング・バー レストランにバーカウンターが付いていて、食事とお酒が楽しめるタイプのバー。 ご飯を食べながら美味しいお酒を飲みたい!なんて時は、このダイニング・バーがいいですね。 テーブル席がある所が多いので、大人数でバーに行くなら、このタイプのバーを選ぶのをオススメします。 ショット・バー(ワンショット・バー) お酒をワンショット(一杯)ずつ量り売りするタイプのバー。 ボトルキープの必要がなくて、チャージ(席料)も無料だったり安め。カジュアルなバーと考えればOKです。 一人でフラ~っと寄るには、やっぱりショット・バーが良いですね。 お店を出る時にお会計をするタイプと、キャッシュオンデリバリー(※)の所があります。 ※キャッシュオンデリバリーって? 料金先払いの意味で、一杯ずつ注文するごとにお金を払う料金システムのことです。 グラスや灰皿なんかにお金を入れておいて、注文ごとにお店の人が清算するタイプのお店もあります。 今日の予算はここまで!と決めている時は、このタイプのバーが安心ですね。 オーセンティックバー カウンターがあって、専門のバーテンダーがいる本格的なバー。 日本語に訳すと「正統なバー」という意味で、名の通り本来のバーのスタイルに忠実である、という意味合いがあります。 あくまでも静かな雰囲気の中でお酒を楽しむ場所なので、一人か二人の少人数で行く事をオススメします。 ホテルにあるバーの場合、男性はジャケット・ネクタイ着用、女性はそれなりにフォーマルな服装、という暗黙の了解があるようです。   当店は、ショット・バーとオーセンティック・バーの間とイメージしていただけたら良いと思います。 なので、一人でフラ~っと、気軽に。 一人か二人の少人数やデートに。 お酒や飲み方を学びたい。 本格的なカクテルを飲みたい。 静かで、落ち着く、ラグジュアリーな空間を。 などなど、どちらの要素も持ち合わせています。   店構えはカッチリしていて、本格的なお酒を提供します。 ですが、店主はフランクで、ラフに接客します(笑)   Bar Entrust 住所 〒104-0061 東京都中央区銀座8-4-23クレグラン銀座ビルB1F 営業時間 18:00~6:00 TEL 03-6264-5244 アクセス 新橋駅より徒歩5分 お休み 日曜・祝日 当店facebookはこちら http://bit.ly/29DkjPF